子供の頃の不可解な話。
よく神社やその付近の森で友達と遊んでいたんだけど、夏休みのその日だけはなんか違和感があった。
夏なのに霧が濃かった。
でも、子供なので気にせず、鬼ごっことかしてた。
んで、しばらくたったあと、友達の一人が「おーいおーい」と呼ぶんだ。
行ってみると、森の脇に小さな道があるのだが、普通は2つある。
一つは小さな滝のほうに通じて、もう一つは小さな祠に通じてる。が、そのわきに小さな藪道ができてた。
いつもはなかったのに、昔からあるという感じで普通に道ができていた。
俺たちは「うおーっ行ってみようぜー」とテンションが高くなってた。
怪しい感じとかはしない。
で、友達数人で進んでみた。
周囲は藪が茂っていたが、道自体は砂利が荒く敷き詰められていたと思う。進みやすかったんだ。
【異次元】異次元の道と消えた友人【神隠し】続きを読む