430 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/03/22(日) 12:45:05.74 ID:AWp77i740.net
本当にあった出来事なので多少ボカします。
東南アジアの某国に留学していた時の話。
東南アジア留学といっても全寮制で、授業も生活も全て英語で欧米有名校を真似た学校。
イスラム教国の第3第4王子なんかも、地理的文化的に近いこともあっていた。
(第1王子はさすがに本場の欧米に留学してたらしい)
男女合わせて200名ほど、日本人もその年によって5~10人いた。
留学から半年ほど経った頃、日本人女性Aちゃん(留学2年目)の様子がおかしくなった。
ホームシックかとも思ったけど明らかに変。
いきなり駄々っ子になって、泣くばかりで授業にも出られない。
そもそも英語を忘れてるようだった。
学校や寮の職員は日本語が分からないから、寮で休むAちゃんのフォローを日本人の私達がする事に。
2~3日経った頃、誰かが「幼い日本人の子供の幽霊に憑依されたんじゃ?」って言い出して、
「まさか~w」とか言いつつ、みんなで探ってみることに。
オカルトを多少聞き齧った今だったら名前を聞いたりしちゃいけないって分かるんだけど、当時は無知。
「お名前は?」「いくつ?」「おうちは何処?」と質問攻めにした。
言動が幼い子供だったから子供に話しかけるように優しく。
たまに歌を歌うんだけど、聞いたこともない歌で昔の歌ぽいから年代の質問もした。
すると「××チエ」「5歳」「京都××町」と答えた。
Aちゃんはチエでも5歳でも京都出身でもない。
年代については年号や西暦を質問しても分からないみたいだから(西暦は当たり前か)、時代が分かりそうな質問をした。
「どんなお菓子が好き?」「それはいくら?」とか。
後になって調べたら、京都××町は実際にある地名なんだけど、その町内にある駄菓子屋さんの駄菓子が好きらしい。
値段は5厘、1銭という、今では消えた単位。
それで、どうやら明治~昭和初期らしいことが分かった。(範囲が広すぎるが、的を射た質問が思い浮かばなかった)
【呪い】Black Magic【海外】続きを読む